モーターの同期回転数は極数と電源周波数により決まります。
同期回転数は理論的なもので実際に負荷をかけて運転させると若干回転数は減少します。
これはスリップという現象で、同期回転数の4~6%ほど実際の回転数は減少します。
一般的によく使用される、同期回転数は
2P 4P
50Hz 3000min-1 1500min-1
60Hz 3600min-1 1800min-1
以下に同期回転数の計算式を記します。
☆同期回転数
No=120・f/P (r/min)
で計算できます。
すべりがある場合には、下記のように考慮します。
N=No(1-S)
=120・f/P(1-S)(r/min)
f :電源周波数(Hz)
P :電動機の極数
N :定格回転数
No:同期回転数
S :すべり(全負荷運転時で4~6[%])